高野豆腐LOVE
|
ふかふかとスポンジのようで、噛むと薄甘い出汁がじゅわ〜と出でくる、その食感といい味といい、苦手でした…
実家を出てからというもの、自分であえて高野豆腐を買おうとか食べようとか思うことは、なかったように思います。
あな吉さんのお料理教室に参加したとき、高野豆腐のカレーを習って「高野豆腐、美味しいじゃん!」と思い、たぶん初めてスーパーで高野豆腐を一袋買いました。
しかし、習ったカレー以外のアレンジが思い当たらず、そのうち賞味期限が切れて、残りを捨てました…(^_^;)
ところが先月、アーユルヴェーダのパンチャカルマを受けるために、都内のホテルに滞在していたときのこと。
ホテルのレストランでいただいた、パンチャカルマ特別食の中に、高野豆腐があったのです。
見た目は普通の、わたしが子どものころに食べたような、高野豆腐の煮物でした。
だけど、私の記憶にあったのよりずっとやわらかくしっとりとした食感で、美味しかったのです!
プロのわざ??
それとも高級な高野豆腐なのかな?
すごいなぁ〜
などと思いながらいただきました。
それがきっかけで、高野豆腐レシピをネットで探しはじめ、最近になって、高野豆腐を戻すときに熱湯で戻すと美味しい、ということを知ったのです!
これって、もしかして常識なんでしょうかね???(^_^;)
近所のスーパーで買った高野豆腐の袋には、熱湯でもどさないように注意書きがあったのですが、そこをあえて熱湯で戻すとなぜか美味しい。
熱いお湯、熱い出汁、熱い豆乳、などで戻して使うのですが、しぼるときに熱いので工夫が必要です。
少し冷めたと思っても、中の汁は熱かったりするので。
フライ返しなどを使ってしぼっています。
自然食品店とかで売ってる、重曹不使用の高野豆腐の場合には、熱湯にほんとちょっと重曹を混ぜたので戻すと同じような効果が見られました。
さらに「ルネサンスごはん」の方法を真似して、戻したあとしぼった汁も捨てずに調理に使うと、これまた美味しい。
写真は、熱い昆布出汁で戻してしぼった高野豆腐を、油で炒めたインゲン&エリンギとともに、戻し汁、塩麹、味噌で煮込んで、おろし生姜をまぜ、葛粉でとろみをつけたもの。
とっても美味しかったです!
高野豆腐メーカーの回し者じゃぁありませんよ〜(笑)