■子宮筋腫のこと(4)転院先を探す
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その治療について、私の経験をブログに書いています。
内容が内容だけに生々しい描写もありますので、そういうのが苦手な方はこれ以上お読みにならないことをおすすめします。
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2013年 秋頃(39歳)
この頃、病巣は子宮前壁のものが直径8センチ、後壁のものが直径6センチと、1年でそれぞれ1センチずつ大きくなっていました。
「この大きさと年齢を考えると、手術を勧めます」と婦人科医。
私としても、毎回の生理が本当につらく、これからも年に1センチペースで成長するかもしれないことを思うと、もう潮時だな、手術しよう、と思いました。
さて、手術することに心は決まりましたが、かかりつけのクリニックでは手術できないため、転院先を探すことに。
私の希望は全摘ではなく核出手術でした。
そして出来れば腹腔鏡でお願いしたかった。
このときはまだ「子宮腺筋症」だと思っていたので、子宮腺筋症専門外来のある病院に電話で問い合わせました。
しかし、10ヶ月先まで予約はいっぱいで、その後さらに200人以上の順番待ちと言われ、一応順番待ちの申し込みをしつつも、別の病院もあたることにしました。
どうせ手術を受けるなら、なるべく早く受けたい(これ以上病巣が大きくならないうちに)と思ったのです。
ネットで検索しまくりました。
最初は、夫に付き添いやお見舞いにきてもらいやすい都内で、腹腔鏡手術の評判が良い病院を探しました。
しかしそういう病院は、入院費が高かったり、手術まで1年待つとかのクチコミが多かったです。
そこで、都内やアクセスの利便性へのこだわりを捨て、手術実績件数が豊富で、日本産科婦人科内視鏡学会の技術認定医が執刀してくれるという病院を見つけました。
子宮腺筋症にしても、子宮筋腫にしても。
命に関わる病気じゃないだけに、病巣が小さいうちは「手術するほどじゃない」と思うかもしれないけど、症状のつらさは人それぞれだし、病巣が大きくなれば大きくなるほど、いざ手術するとなった時に手術が大変になるわけです。
仕事がある方や、育児中の方、将来的に妊娠出産を計画している方などは、ホルモン治療でどの程度副作用が出るのか、入院や術後の回復にどのくらい見ておけばいいのかなど、考慮すべきファクターがたくさんあるんだろうなと思います。
いつ、病状がどの程度で、自分の生活がどのような状態のときに、手術するのか・できるのか。
悩ましいですよね。。。
(続く)
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