ミニマリストじゃないけれど、「生活をシンプルに手がかからないようにしたい」と試行錯誤していく中で、自然と「物を減らす」ことが大事だなと思うように至った次第。
物の数を減らすと「少数精鋭」みたいな感じになってくる。
そこで「せっかく物を減らすなら、質のいいものを少数持つ」みたいなこだわりが出てきてしまったときがあった。
今でもそういうこだわりを持っている部分はあると思う。
けど、だんだんと「数が少ないならそのぶん質の良いこだわりの品を」みたいな考えも、落ち着いてきたように思う。
たとえば、毎朝カフェオレを飲むためのマグカップ。
以前はそのマグカップ1つ買うにも散々考えて、ウェッジウッドのものを買った。
ところが最近は、普段水を飲むデュラレックスのグラスでカフェオレでも何でも飲んでしまっている(笑)
グラスは何年も使ってきたもので、一番古いのは多分私が高校生の時に買ったものだからけっこうスリキズっぽくなってくすんでいる。
高校生のバイト代でも買える程度のお値段。
同じものがずっと売っているので、必要になる度買い足してきた。
食洗機にかけまくりだし、ちょっと落としても割れないくらい丈夫だ。
カフェオレの受難は続く。
以前はコーヒー豆から挽いて淹れていたのが、そのうち挽いてあるコーヒーを買うようになっていき、今ではインスタントコーヒーに落ち着いている。
さらに、コーヒーを割るのに使っていた、手作りのココナッツクリームやアーモンドミルクが姿を消し、最近はそのへんのスーパーで売っている牛乳でカフェオレにしている。
喫茶店のカフェオレから自販機のコーヒー牛乳くらいの転落ぶり(笑)
こういう、こだわりが抜けて、いろんな事が「まーいっか」みたいになってきたのは、わたしの元気・やる気が無くなってきたことの現れなのか、それともシンプルを追求していくとこだわりも抜けていくのが自然な道なのか。